用語集

コアコンピタンス

きびしい自由競争の商取引の中で生き残っていくためには、競争相手が真似できない何か優位点を持っている必要があります。その優位点がコアコンピタンスです。もっとも基本的な考え方は、独占的な製品を扱うことです。
ただし、扱っている製品やサービス自体に優位性がない場合でも、それに付随するものによって差を作り出すことでコアコンピタンスとすることができます。
たとえば扱っている商品自体には他社とあまり差がない場合に、ニーズに合わせた短納期や良質なアフターサービスを強化することが優位点となり、ストロングポイントとすることができます。
このように何か秀でている点をコアコンピタンスと言い、有利な条件で交渉するためのツールとして使うができます。きびしい自由競争の商取引の中で生き残っていくためには、競争相手が真似できないような大きな優位点を持っている必要があります。
その優位点がコアコンピタンスです。

お役立ち情報

自社の優位点を見出せない場合、簡単位できる差のつけ方が価格競争です。
そうなってしまうと値引きのみで対抗することとなり、最終的に疲弊してしまうことになります。
まず先にコアコンピタンスを見出すまたは作り出すことを優先的に進める必要だということは、おわかりいただけるかと思います。
価格以外の部分で他の類似商品を圧倒するようなコアコンピタンスがある商品であれば、間違いなく競争に勝つことができるはずです。
その部分をより強化することが商品自体の競争力を更に高めることに繋がります。