用語集
サーバーサイドログ
サーバーサイドログとは、顧客がサイトにアクセスした際に残される日時・IPアドレスやブラウザの種類、cookie情報などの事を指します。
集計したデータを統計にまとめて次の一手に活かす、あるいはクラッカーからの不正アクセスがあった際に証拠として残しておくことができますが、サーバーサイドログはサイトが用意したページ毎に分けて収集しているわけではない、いわば生のデータであるため、集計し、統計にまとめる際には専用のソフトウェアやスクリプトが必要となってきます。
また一度まとめておいたデータを元に顧客毎の振る舞い(どこをどうアクセスしたか)を特定することもできるため、万が一顧客側のアカウントを盗んでアクセスされた場合でも、検知することが可能となっています。
お役立ち情報
サーバーサイドログは顧客が自社側のサイトにアクセスした際のあらゆる情報を記録することができるため、集計・統計の方法によってはビジネスに大いに役立てることができます。
ショッピングサイトでの活用例としては、他サイトと提携をしていれば一部cookieなどを共有できるため、顧客の買い物傾向をリアルタイムで把握しておくことで、ニッチに合った商品を見出しに載せてクリック率を高くすることができます。
セキュリティの観点からでは、CEP(複合イベント処理)というシステムを導入することで、顧客がいつもとは違う挙動をしている場合に即検知することができるため、成りすましの被害をなど事前に防ぐことができるとされています。