用語集

ディマーケティング

ディマーケティングとは、顧客から品物の需要を一時的もしくは、永久に減らす目的で行われる商業活動のことを指しています。
その品物が評判を呼び、供給能力を超える需要があった場合に、長期間提供できずに企業の印象が悪くならないように行われることが多いです。
販売促進の活動をやめたり、少なくしたりして売上を抑制します。例えば、テレビのコマーシャルを減らして、人目につきにくくしたり、値上げをして、購入を思い止まらせたり、購入者を企業側で選別したり、生産を少なくすると告知したうえで、個数限定販売を行ったりが挙げられます。
ただし、表面的にディマーケティングの手法を使って、品物を供給できる量を少なく見せかけて、人気の品物と見せかけた上で、顧客の購買意欲を煽るというパターンも存在します。

お役立ち情報

ディマーケティングは、マーケティングの対義語になります。購買意欲をそそる活動を抑制させ、顧客に買わせないようにする手法です。
品物の場合は、テレビコマーシャルや販促活動を減らしたり、値上げをしたりする手法が取られますが、行楽地に適用される場合もあります。例えば、夏休みに富士山に観光に来る人が殺到すると、非常に混み合います。
マイカー規制を実施したり、入山料を取ったり、人やゴミが富士山の環境破壊に繋がると広く通知するのもディマーケティングの手法の1つとなります。