用語集
パケットキャプチャリング
インターネットなどで通信を行う際、送受信されるデータはネットワークの効率化のために一定量ごとに分割されており、このデータのひとかたまりをパケットといいます。
パケットキャプチャリングとはこのパケットをキャプチャ(捕獲)し、中身を解析して集計や表示などを行うことです。
パケットキャプチャによってネットワークの通信量や傾向を測定することでトラブルを未然に防止したり、通信が途絶えた場合の原因究明やインターネットで外部から攻撃を受けた際の攻撃内容の調査などに使用される一方、暗号化されていないログインパスワードやクレジットカード番号などもパケットキャプチャによって容易に閲覧できる状態になるため、第三者に悪用されないように十分注意する必要があります。
お役立ち情報
一般の方に一番耳馴染みがあるのが携帯電話・スマートフォンの利用料金における「パケット通信料」という言葉でしょう。
「パケット」にはそもそも「小包」という意味があります。サイト上に表示されている文章や画像、電子メールの文章や添付ファイルといったデータをやり取りする際にデータ自体を小分けに「小包」状態にして少しずつ通信網を経由して届けていき、最終的に全てのデータが揃った時点で各端末上でデータが復元されていくという状況となっているのです。