用語集

マーチャンダイジング

マーチャンダイズ（merchandise）は商品、製品、品物、在庫品を意味する言葉です。
マーチャンダイジングは商品化することを指します。
商品化と言っても製品を製造するわけではなく、顧客のニーズから企画、設計、試作、量産などを経て出来上がった製品の市場化、広告などの販売促進などの全般を指します。企業は出来上がった製品を売れる商品にするためにマーケティング目標を設定し、どの層に売るか、地域差、必要なラインナップ、販売方法、広告のターゲット、価格設定など検討します。
この初動とも言える段階をおろそかにしてしまうと予定販売数に達しないなどの望まない結果となり、方向修正や撤退を余儀なくされます。
商品力だけでなく、その周りをきちんと固め、誰に、どう売って行くのか？も重要となります。

お役立ち情報

マーチャンダイジングの元データのとなるのは顧客のニーズです。
設計・開発の際にインプットされる情報によって大まかな顧客像がわかります。
その情報を利用し、対象となる年代、性別、地域などを分析し、販売方法を計画していきます。
発売後にマーチャンダイジングの結果を分析し、改善が必要な部分を修正することでより精度の高い計画を策定できるようになります。
商品のライフサイクルの後半でもう一度行うことによって、商品価値の再構築が可能となり、息の長い商品として扱うことができます。