用語集

VI

企業がその存在意義を、企業理念や事業内容、社会的責任などから体系的に導いて統一化・明確化し、それを内外で共有することで、自らの存在価値を高めたり、よりよい企業活動を行うことに供しようというCI(コーポレート・アイデンティティ)と呼びます。その中の１つがVI（ビジュアル・アイデンティティ）です。
消費者は企業にまつわる視覚的な要素から無意識の内にもその企業に対するイメージを構築しています。
VIでは、トレードマーク・ロゴタイプ、デザインや書体の体系など視覚に訴える要素を統一して様々なメディアに一定のルールで展開することで、顧客や取引先など外部の人達のみならず社内の人員にとっても企業の独自性や価値が一目で感じ取れるようなブランド訴求を目指します。

お役立ち情報

CIの構成要素には、他に、MI（マインド・アイデンティティ）とBI（ビヘイビア・アイデンティティ）があります。
MIは企業理念やビジョンなどの精神的・価値観的要素の統一化、BIは企業活動やサービス・商品の統一化を指します。
ビジュアル・アイデンティティを構成する視覚効果はその使用意図からして、流行によってコロコロとイメージが変わるようなことなく長持ちするものであることが望ましいと考えられます。
またVIのシステムを運用するルールをまとめたものをVIマニュアルと呼びます。